愛を見出す瞑想

Let's Meditate

to Find TRUE LOVE

瞑想をして、真の愛を見つけよう

愛を見出し、愛を育てる

愛を見出す瞑想とは、その名のとおり「愛を見出す」ための瞑想です。今あなた自身に「愛はどこにある?」と聞いてみてください。答えは出てくるでしょうか?「愛を見出す」とはその答えを見つけることです。稀に例外はありますが、多くの人はこの瞑想を続けるとまず平和を見出し、次に調和を見出し、その後愛を見出します。愛を見出すまでに要する期間は人それぞれですが、私の知る範囲では長くて3年、短くて1週間でした。続ければ必ず、例外なく誰もが愛を見出せるのが、この瞑想のスゴイところの1つです。

愛を見出す瞑想は、今のあなたの悩みに直接アプローチして解決していきます。他の多くの瞑想では、瞑想中は日常の思考以外の何かに意識を集中しますが、愛を見出す瞑想では解決したい問題そのものに意識を集中します。課題があれば瞑想し、瞑想をした直後に変化がわかります。これを繰り返すことで意識レベルが上がり、愛を見出すことができるのです。そして愛を見出した後もこの瞑想を続けることで、愛をさらに拡大していくことができます。

愛を見出してからが、本当の人生の始まり

この瞑想を始めたばかりの頃、先に愛を見出していた瞑想仲間が言っていました。「愛を見出してからが本当の人生の始まりだよ。だから早く見出したほうがいいよ。」と。「本当の人生の始まり?既に30年以上生きているけど、私の本当の人生はまだ始まってなかったの?」と驚きましたが、同時に「早く見出してその本当の人生とやらが何なのか知りたい!本当の人生を生きたい!」と思いました。

見出してみて思うのは、確かに眠って生きていたな…ということです。瞑想して意識レベルが上がる度に、これまで見ていた世界が全く違って見えるようになり、多くのことに無知だったと気づかされるのです。転職して初めて元の会社が本当の意味で客観的に見られるように、或いは別の人と付き合って初めて元恋人の良いところや悪いところがわかるように、私たちは今いる世界の枠の外に出て、古い世界と新しい世界を比較することによって初めて、古い世界のことをよりよく理解することができます。この瞑想を続けていくと、自分の日常という世界の枠から地球規模、宇宙規模の世界へと、意識がどんどん拡大していきます。日常しか見えていなかったのが、地球や宇宙の視点で日常を捉えるようになるので、見えるものが全然変わってきます。同じ日常を生きているのに、全く別世界になるのです。結果として自分にとって本当に重要なことにのみにフォーカスができるようになり、心は常に平和で愛に満たされた状態になり、そのエネルギーが地球上の愛を拡大することにつながります。

日常の問題を超越し、別次元の喜びを知る

海外の星空ツアーに参加して「星の光がこの地球に届くまでに○○万光年」という話を聞き、宇宙の歴史からすれば人間の一生も日常の悩みもほんの一瞬の出来事だから悩む必要ないな…と思ったことがありました。この瞑想を続けると宇宙規模の意識で物事を捉えるようになると書きましたが、その結果日常の悩みが小さく思えて気にならなくなるのではありません。愛を見出す瞑想では日常の問題を1つ1つ、その根本原因を見極めて瞑想で超越していくので、瞑想をした数の分だけ問題が実際に解決します。「気にならなくなる」のではなく、「解決する」のですから、心が本当の意味で囚われから解放され、平穏な日々が過ごせるようになります。

愛を見出したら、誰もその前に戻りたいとは思いません。そのくらい、それは確実で揺るぎない、別次元の喜びをもたらすものです。人生は一瞬です。愛を見出して、あなたが本当に望む人生を一刻も早くスタートさせましょう!

Planet Earth

地球は3次元、2極の世界

この瞑想を学ぶ上で、私たちが住む地球という惑星の特徴についてまず知る必要があります。この地球は3次元、つまり物質的な世界です。資本主義、物質主義が基本にあり、多くの人はそれに意識を向け、価値を感じて生きています。また全てのものは対になって存在しています。対とは2極・陰陽で、男女、光と影、善悪、好き嫌いなどを考えていただければ、相反するものが同時に存在していることがおわかりいただけるでしょう。言い換えれば、光があるからこそ影が存在し、その対比によってそれぞれの性質を理解することができるということです。この世界に光しかなければ、光の特徴を表現しようがありません。

2極を超越した先に「愛」がある

私たちはこの地球で2極の経験をするために生まれてきていますが、その経験を十分に積んだ時、2極はもう十分だ!振り回されたくない!と思ったり、2極の世界で得られるものに物足りなさを感じる時が来るでしょう。その先にあるのが愛の道です。愛を見出すとは2極を越えることです。2極には自分にとってのプラスとマイナスがあり、人はプラスは欲しいけれどもマイナスはいらないと思うものですが、プラスとマイナスが同時に存在する世界でどちらか一方だけを経験し続けることはできません。2極を越えるということは、プラスとマイナスが両方なくなるということです。マイナスがなくなるのは嬉しいと思いますが、プラスもなくなります。ただ、愛を見出して得られる喜びは、あなたの欲求が満たされた時、つまりあなたにとってプラスの経験ができた時に感じる喜びとは全く性質が異なるもので、別次元の至福です。

あなたの今の願いは何ですか?
それが叶ったら幸せですか?
心から満たされるでしょうか?
永遠に幸せになれると思いますか?

叶っても心から満たされる気がしないなら、愛を見出す瞑想を始めることをお勧めします。その先には永遠の平穏と愛が待っています。

Important Terms

TRUE LOVE

TRUE LOVE

真の「愛」は、地球の言葉では表現できない

「愛とは何ですか?」と質問されたら、どう答えますか?夫婦の愛、家族の愛、親子の愛、パートナーとの愛などを思い浮かべるでしょうか?「愛を見出す」の「愛」とは、3次元であり物質世界である地球上の、先に挙げたような「愛」ではありません。地球上の言葉で表すなら「慈愛」「無償の愛」というのが近い概念ですが、それと同じかといえばそうではありません。「愛を見出す」の「愛」は5次元であるため、3次元の世界を表現する地球の言語では正確に表現できないのです。言葉にできないとなると、愛を理解する方法はたった1つ、あなた自身で愛を見出すしかありません。

私が愛を見出す瞑想を始めた頃、既に愛を見出した瞑想仲間に「愛って何?」と聞いたところ、それぞれが違うことを言っただけでなく、全員の答えを聞いても全く理解できないという、何とももどかしい、スッキリしない状態でした。愛を見出してみて、その理由がわかりました。先に書いたとおり、地球上の言葉では表現しきれないために、愛を見出した人がそれぞれの言葉で感じていることを説明しようとした結果、表現が同じにはならなかったのです。

愛は心を満たすと共に、平和をもたらす

「愛」を誰にでもわかる言葉で説明するのは不可能ですが、愛を見出したらどうなるのか?といいますと、それ以降、いつでもどこででも、日常や自分がどんな状態であっても、常に愛を感じられるようになります。あなたが今求めている(かもしれない)誰かの愛が一切得られないとしても、その愛よりもずっと大きくて安定したあたたかい愛を常に感じることができるようになります。空虚感や孤独感はなくなり、心は常に満たされた状態となるでしょう。

そして愛を見出したら何が良いのか?といいますと、まず不安や執着がなくなるので、ストレスなく楽に生きられるようになります。物事や相手を個人の価値観でジャッジしなくなるため、本当の意味で相手や社会のためになる言動を選択できるようになり、周囲との摩擦や日常の葛藤も減っていきます。何かを得なくても、特別なことがなくても、既に満たされていると感じるようになります。日常の素晴らしさに気づき、感謝の気持ちが溢れます。1人でも多くの人に愛に目覚めていただき、愛と共に生きる素晴らしさを知って欲しい、そう願っています。

EGO

EGO

エゴは「自分」を創り、執着を生み出す

エゴとは思考であり感情です。「自我」とも定義されるように、思考や感情が「私とはこういうもの」という認識を生み出します。

あなたが考えていること・感じていることは全て、あなた独自の思考・感情です。例えば泣いている子供を見た時、「可哀想」「うるさい」など最初に思うことは個人で異なりますが、それはその瞬間に至るまでに経験することが1人1人違うからです。私たちが輪廻転生を繰り返す中で経験したことは全て、魂に刻まれています。そしてその全ての経験に基づく独自の思考・感情パターンで日常を捉えて生きています。ありのままに見れば「子供が泣いている」、ただシンプルにそれだけなのですが、私たちは瞬時に独自の思考・感情パターンにより目の前の出来事に意味づけをしているのです。

思考・感情も全て陰陽・2極です。良い悪い、好き嫌い、嬉しい嬉しくない、楽しい楽しくないなど相反する2つの状態があり、自分にとって一方はプラス、他方はマイナスとなり、プラスの方への執着が生まれます。

葛藤や争いの原因はエゴ

あなたがまだ愛に目覚めていないとしたら、今あなたはエゴで生きています。常に日常の物事に独自の思考・感情パターンで意味づけをし、それに振り回されているのです。人は自分にとって喜ばしいことが続けば良いと願い生きていますが、エゴの2極の世界にいる限り日常は2極であり続け、プラスとマイナスをいったりきたり、それを永遠に繰り返します。「子供が泣いている」は「うるさい」と思った瞬間にマイナスの出来事になり、「雨が降っている」も意味づけ次第でプラスにもマイナスにもなります。そのようにして嬉しかったり悲しかったり、楽しかったり苦しかったりを繰り返し、一喜一憂し続けるのです。

意味づけがあるからこそ善悪が生まれ、それが葛藤や争いを引き起こします。本来全ての事象は中立で、良いも悪いもありません。個人がそれぞれの基準で物事を判断するために、対立や好ましくないものを排除しようとする動きが生まれます。日常の中の争いも、国同士の戦争も、全ての起因は「エゴ」です。日常に葛藤や対立を生むマインドが、地球の様々な課題の根本原因になっています。地球上の全ては繋がっているので、1人がエゴを越え愛の選択をできるようになれば、その人の日常が愛に満ちるだけでなく、周りにも良い影響を及ぼし、地球の平和にも繋がります。

Map from Tibet

悟るまでの道のりを表した「牧象図」

図は「牧象図」と呼ばれるもので、チベット佛教のものだと教えていただいたことがあります。これは人間が悟るまでの道のりを表しています。

右下は家で、出家して悟りへの旅が始まり、最終的には図の上の方に描かれている虹の道、悟りの更に上の段階へと進んでいきます。

「エゴ」「心」「意識」の在り方が変化する

出家直後の道に描かれているのは、左から猿、象、人です。猿はエゴ、象は心、人は純粋意識(=愛)の象徴です。エゴが心をコントロールし、その後ろに意識がついてくるという順番で目の前の道を前進する様子が描かれています。

道を進むに従って、真っ黒だった猿や象が白くなっていきます。これは浄化され闇が光に変わっていく過程を表しています。

そして最初は猿しか見ていなかった象が人を振り返ったりする様子や、途中で猿、象、人の順番が入れ替わっているのが確認できます。これは心がエゴではなく意識につながる様子や、道を進む時に心を先導するのがエゴから意識に変わることを意味します。そして紐で繋ぎ行き先をコントロールしている状態から、紐がなくなり自然と後ろに続くようになる状態への変化の過程も表現されています。

猿が金色になっているところが「愛を見出す」地点で、ここでエゴとはお別れです。その先は純粋意識と心のみの世界です。

愛を見出す瞑想を続ければ、誰もが金色の猿の地点まで辿り着けます。この旅の途中では涙も多く流すでしょう。そして進む過程であなたの日常は大きく変化していきます。その努力と忍耐の先にある愛を見出す喜びを、ぜひ1人でも多くの方に体験していただきたいです。

How to Meditate

愛を見出す瞑想は、多くの他の瞑想法と異なり、瞑想中は日常で感じている課題1つ1つを具体的に深く見ていきます。瞑想する姿勢や時間に関する決まりはありません。決まったステップに沿って瞑想を進められるのなら、場所・時間・やり方は自由です。誰でもできる瞑想法で、やり方をマスターすれば一生涯続けられ、やればやるほど意識レベルが上がっていきます。個人差はありますが、平均して1ヶ月〜数ヶ月程度で基本的なやり方をマスターできます。やり方を身につけるまでは経験者によるサポートが必要ですので、本気で自分の課題に向き合い、成長し、愛を見出したい方はお問い合わせください。どんな瞑想法なのかイメージしていただけるよう、瞑想のステップを簡単に以下に記載します。

When

  • 感情が動く経験をした時
  • 1日の中でいつでも、好きな時間だけ

Where

  • 集中できる環境ならどこでも
  • ※慣れれば割とどこででもできるようになります。
    例)バスや電車の中、病院の待合室など

What

  • ノート
  • 書くもの

How

  • 感情が動いた経験を思い出す
  • 何に感情が動いたのか?その根本原因を見つける
  • 根本原因と経験した感情をノートに書き出す
  • 1つ1つ感情を感じ尽くし、手放す

Meditate Together

Meditate Together

長い瞑想歴を経て学んだことの1つは、まずは自分の問題を解決することが最優先ということです。自覚しているしていないに関わらず、私たちの意識は全て繋がっているので、1人が愛に目覚めれば、それは地球全体に影響を及ぼします。自分の問題を解決することが、全体のためになるのです!

自分を認めて愛した分だけ、周りを認めて愛することができます。 だから、まずは自分をありのまま捉え、肯定し、愛することができるように、瞑想をしましょう。「認めて欲しい」「愛して欲しい」と思うのは、そのままあなた自身からのあなたへのメッセージです。